今回はルイス・ウィッケス・ハインが撮影したNews boysをカラー化していきます。
日本でも昔は小学・中学生が新聞配達をしていたようですが、アメリカでも新聞配達は子どもたちの貴重な収入源でした。学校で勉強を行う前後に自転車で定期購読をしている家に届けるだけでなく、路上で通行人に新聞を売ることもあったそうです。児童労働は1929年以降の大恐慌時代には安い労働力として企業から重宝がられました。
しかし、知識人による社会運動により、アメリカでの子どもたちの労働は1938年の公正労働基準法で禁止されました。ただ、いまだに児童労働は世界中で行われているそうです。
1枚目:新聞を売る少年(1912)
2枚目:チームで売り歩く(1909)
3枚目:深夜に眠る少年(1912)
4枚目:新聞を売る少年(1912)
5枚目:新聞を売る少年(1910)
6枚目:新聞配達(1909)
7枚目:新聞配達の集まり(1910)
8枚目:新聞配達(1909)
9枚目:女の子も新聞を売っている(1910)
おまけ:深夜1時の若いピンボーイたち(1910)
もっと20世紀初頭のアメリカの労働のカラー写真をみたい方はKindleで確認してください。
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